永遠に愛します。age11〜12
あたしは、ずっと真人の胸を叩いていた。
「っっはぁ。」
「咲…。痛い。」
「だって、真人が急に…。」
「わりぃ。わりぃ。」
「もう、真人も飲みすぎ。」
「飲んでねぇし。あれ、明日香の入ってるし。俺、3本しか飲んでねぇよ。」
え?あたしより飲んでない。
「咲、5本近く飲んだだろ。酔ったら面倒みる奴いなくなるしって思って、飲めなかった」
「…ごめん。」
「いいよ。俺、飲みすぎると何するかわかんねぇし。」
「っ!真人。真顔で言わないで!//」
「照れてやんの。」
「照れてない!」
「照れるなって(笑)」
「もう!真人、最悪!明日香たちのとこに行くから。」
「おい!待てって。冗談だって。」
「嫌だ!(笑)」
「咲、いくなよ。」
「分かったよ…でも、チューハイ飲みたいから持ってくるね。」
「俺が撮りに行ってくるよ。」
そういうと真人はリビングにチュハイを取りに行った。
真人がへやを出てすぐ…真人の携帯がなった。
「咲。持ってきたぞ。」
「ありがとう。…さっき携帯なってたよ。」
「誕生日の電かな(笑)」
「かもね!」
真人は、携帯を開きかけなおした。
あたしは、真人の持ってきてくれたチューハイの中から
自分が飲みたいのを選ぶのに必死だった。