永遠に愛します。age11〜12
「咲!帰ったら迎えにいくね。」
美野里はそれだけ言い残すと
走って帰って行った。
あたしも、一人。
家への道を歩いた。
家について数分もしないうちに
美野里が迎えに来てくれた。
「咲~。行くよ~。」
「は~い。」
あたしは準備を終わらせ
美野里とあの場所へ急いだ。
着くと、久しぶりに見る顔がたくさんあった。
みんなは前と変わらずあたしを受け入れてくれた。
〝咲、久しぶり。元気にしてた?〝
みんなからの質問に答えてるとなかなか前へわ進めなかった。
「咲~。遅い。」
「ごめーん!」
あたしは、急いで美野里の元へ向かった。
「咲、寛人のところいこっ。」
「うん。」
寛人先輩は、ひときは人が集まるところにいた。
「寛人~。咲連れてきたよ。」