猫に恋する物語
「よかったらお礼をさせてくれない?家はすぐそこなの」

@いっいえ!連れも居るし・・。今日泊まるとこも探さなきゃいけないし・・・。

「それならちょうどいいじゃない。私のところに泊まればいいのよ」

@えっ!?ほんとですか?

「ええ 遠慮なくどうぞー。そのお友達も」

そう言って少女は優しく私に微笑んだ。

おばあさん。
人生、なんとかなるもんですね!!
あははははははははははは。
いやー凄い運命だ。うんうん。


それから私は□を呼んできて事情を説明した。

□は目を輝かせて喜んだ。そうして私たちは案内された。

「さて、ここが私の家」

そこは小さくてとても可愛い家だった。

「3人住むには狭いかもしれないけれど、そこは我慢してね」

@はいっ!ってえっ??住むって?え?

「住むというか、行く当てないんでしょだから見つかるまで」

@あっありがとうございます。

「あっ敬語じゃなくていいって」

@あっじゃあ遠慮なく。

「じゃあ自己紹介。私はシルエット。22歳 あなたたちは?」

@私は@(あっと)19歳。

□私は□(しかく)だよー。 同じく19。

シルエットは変わった名前なのね。と言って笑った。

私たちは曖昧にほほえみ返す。


ん?・・・。うわっ。少女といったけれどシルエットの方が年上だった!



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