猫に恋する物語
「さっきは本当にありがとう。実はあれが私の全財産だったの。偉そうに二人とも呼んだけど私は貧乏で・・・。その・・・あんまりいいものは出せないっていうか・・。ホントに申し訳ないんだけど」


□いやいや!屋根があるところで寝れるだけで十分! ほんとにありがとう!

□の言葉を聞いてシルエットは嬉しそうに頬を染めた。

すごく可愛い人だ。


「私は基本的に編み物をして、それを売って生活しているの。だからあまりお金にならなくて」

□私編み物とか得意だよー。手伝うっ!

「えっホント!?? すっごい助かるよっ」

えっ・・・あっ私はどうしよ。 何かないかな・・・・。

@私!も、そうじ!!とかなら・・・。


我ながら悲しくなってくる。出来ることが掃除しかないとは・・・・。

それでもシルエットはとても喜んでくれた。


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