猫に恋する物語
□そうか。じゃあ乗り込むしかないね。

@はっ!?

□のいきなりの突拍子もない発言にシルエットと私は目を丸くした。

@えっ!?乗り込む?

□そう。私たちは働かなくちゃいけない。そしてこの町を変えると決めた。そうすると、どっちも両立するのに都合が良い案が思いつかない?

ああ。なんと嘆かわしいことだ。

□と同じレベルの頭を持つ私には痛いほどよくわかった。

シルエットは分らないというように首を傾けている。

@つまり・・・なんとかして星神という機関に乗り込んでそこで働く・・・というわけね・・・。

□そう!!さすが@!あほだぁー。

@うるさい!というか、その「なんとかする」の部分はどうするのよ。まぁどうせ考えてないんでしょうけど・・・

□うん。

@・・・はぁー。

ため息しか出てこない。



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