猫に恋する物語
@まずいいいいいいいいいいいいい。

*どうした!?

@どしよどしよどしよう!

*だから何がだっ??

@□が来るのよーっ!


―ピンポーン―

早っ!えっ!何が10分だああああああああああああああああああああああ。
・・2分できやがった!!
あぁっ!もぉ!どんな足してるのよ!!


―ガチャ―。

玄関の方でそんな音がする。


おおおおおおおおおおおおおおおおい!!!勝手に開けるなぁあああああああ。

私は心の中で悲痛な叫び声をあげる。
誰にも届かない、行く宛のない叫びが心の中で反響し、とどろく。

うああああああ。というか鍵しわすれてたあああああああああああああああああああああああああ。

私の馬鹿あああああああああああ。

そしてさらに追い打ちをかけるようにズシズシ入ってくる音がする。


―ガチャ―。

そしてリビグのドアが開け放たれた。


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