猫に恋する物語
―そして―

@いやーよく来たよく来た。まぁ座ってくれたまえ。

私は半ば棒読みでそう発する。

□ん?なんか@キャラ変わってる?

@いや、気のせいだ。近頃寒いからな。あんたの頭がイっちゃっててもおかしくはない。

□うわっ!サラっとひどいこと言うなぁ。

そしてメタボはというと、、、

ヒソッ*おいっ!お前いつまでつかんでる気だ!

そう。私はとっさに並々ならぬ馬鹿力でメタボをつかんで背中に隠していた。

*はなせ!結構痛いんだ。

□ん?なんか声きこえなかった?

@うおおおおおおおおおおおおおおおっ。

□の肩がビクッと震える。

私がいきなり叫び出したのだから当たり前だ



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