猫に恋する物語
*第六幕
みなさん。私はどじでございます。

朝時間がなかったとはいえ仕方がない、と諦めるほど私の腹はおとなしくありません。
さっきから、ぎゅるんぎゅるん鳴っています。

朝ごはん食べてないし死ぬ。

はい。回りくどい言い回しはやめます。

弁当忘れました。

そしてメタボに朝ごはんやるのも忘れてました。

あぁー帰ったら蹴り入れられるかな。

そう思った私だけれど気分はとてもよかった

帰ったら待っている人がいる。(人じゃないけれど。)

出迎えてくれる者が居るっていうのは悪い気分じゃない。

よし。蹴りさえ喜んで受けようじゃないか!

それにしても腹が減った。

□に弁当分けてもらおうかな・・・。お金も無いし。

4時間目が終わり私はとりあえずトイレに向かう。

その途中で奇妙な人だかりが目に入った。
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