猫に恋する物語
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俺は何とか家にたどり着くことが出来た。

そして風呂敷をもう一度開けてみる。

本当に美味しそうな果物の数々が再び現れる。

*宝石みたいだ・・・。

思わずそうつぶやいていた。



そして俺は、

見つけてしまう。




果物の下敷きにされていて見えにくかった、



小さな白い封筒を。

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