猫に恋する物語
あの日、私が家に帰ると部屋は空っぽだった。

てっきりメタボが「おかえり」と言ってくれるものだと思っていた。

だから自然と帰り道、私の足取りは軽かった

それなのに、、、




メタボは帰ってこなかった。


最初は、

最初はまた帰りも道に迷ったんだと思ってそこまで心配はしなかったんだ。


まさか、私の前から姿を消すとは思いもしなかった。


私は、これから続くのであろう、楽しい生活にひそかに期待を寄せていた。
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