猫に恋する物語
するとこの空気をぶち壊す着信音が流れた。

シリアスな空気、壊滅の瞬間だった。

まぁ、なんというか。□である。

@・・・・・。

一回目は無視した。今はそれどころじゃない

一回目といったのだから、もちのろんで2回目もかかってくる。

こう何回もかけてくるとなれば相当重要な内容だと思うだろうが、

それは普通の人にたいしての常識だ。

相手は□である。

意味のある話な訳がない。親友の私が断言しよう。

ということで2回目も無視。そしてマナーモードにする。

あっ着メロも変えよう。冷静にそんなことを考える。

そしてしばらく、どんどんん増える着信履歴を見ていたのだけれど。

負けた。

完全なる敗北。というか気持ち悪すぎた。

38回目の着信で私はようやく出た。

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