猫に恋する物語
私は目を見開く。

□何驚いてるのさぁー。気づいてないわけないでしょー。 私は空気読めるんだから。

@えっ!? あんたほど空気読めない人間を私は知らないんだけど。

□ヒドッ!

嘘だ。□ほど空気が読める人間はいない。□はさっしが良くて優しい。

明るくて、元気で、見ていて楽しくて。

こんな、こんな良い子私には勿体ない。

他に、もっといい友達、絶対出来るはずなのに。
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