猫に恋する物語
□こんな事もあろうかと準備は万端です!

@いや、こんな事もあろうかと思ってないでしょ。都合良く言いなさんな。

□えへへ。


@おいっ!

「まぁいいじゃないの。丁度いいわ。しばらくはもちそうね。でもまぁきっと人柄のいい誰かが助けてくれるわよ。」
と□のリュックを覗き込みながらおばあさんが告げる。


「じゃあ最後に言っておくわ。」



おばあさんは思いを込めるように、思いを託すように、想いを刻むように、言葉をゆっくりじっくり、刻んだむように私たちに告げた。
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