猫に恋する物語
*第十幕
気がつくと私は見知らぬ場所にいた。横では□が気を失って倒れている。

ってか重っ!なんで私がリュック持ってんのよ!

いつのまにか私がリュックを背負っていた。

とりあえず私は脇に置く。

さて、ここがどんなとこなのかというと。

ほんとに前の世界と何ら変わりは無かった。

普通に自然や空や空気もある。

ただそれ以外何もない 建物や人の姿が見当たらない。

あるのは木、草、枯葉、ツル。

ここは山の中なのだろうか。


とりあえず私は□を起こすことにした。
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