ツンツンツンツンツンツンデレ男


「へぇー、あやって言うんだ!!!」



いきなり呼び捨てから始まった男。



だいぶうざい。



「あっ、俺の名前は」


あんたの名前なんて、1分後には忘れてるだろう。



「じゃっ、そろそろ行っちゃう?」



その男が指をさす男は、ラブホをさしていた。




はぁ。またか。


入学して、何回抱かれただろう。



名前も顔も思い出せないほどになっている。




あきらめて、ホテルに入ろうとした瞬間手をひかれた。



「おぃっ!お前どこ行ってたんだよ!!!」



「はっ?」



いいから、合わせろ。

と耳元で言うと、勝手に話が続けられてた。



さっきまで一緒にいた男は、走って逃げていった。



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