俺様な彼は許婚!?【上】

☆許婚!?☆

悠斗はあたしの腰に手をまわし、あたしは悠斗にエスコートされながら2人でお母様の部屋へ向かっている。


こういうときは紳士なのね。とおもいながら、悠斗の顔を見つめる。


うーん。黙ってればすっごくかっこいいのに。


喋り出すとエロいし、俺様だし。


「なんだ?さっきから俺のことを見つめて。キスしてほしいのか?」


「はい?なわけないじゃないですか。」


「そうか。残念だな。」


「そうですね。」


残念だなんてこれっぽっちも思わないけど。
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