お嬢様の番犬


…怒られてしまった。


ああ、すこし赤くなって頬を膨らますお嬢様もかわいい。思わず頭をナデナデ。


「もうっ!私本気なんだからねっ!」


「わかってますお嬢様。でも手がかってにうごくんです」


僕の手はお嬢様のナデナデするために生えて来たんだと思う。


かみのけふわふわ。
いやされる生きててよかった。




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