痛快「幼なじみ」
転校

家――――


男「ただいま〜」


妹「遅い」


男「ごめんごめん 俺って人気者だからさ」


妹「死ね」


男「ごめん 愛してる」


妹「殺す」


男「ははは 冗談だっつ『バキッ…


ポタポタ…


男「!?…」


妹「ふぅ…」


男「え…マズイヨサスガニ…ポタポタポタポタ」


妹「ごめん 強すぎた」


男「大丈夫だ、問題ない」


妹「どこのイーノックだw」




翌日――――


男「テクテク


友「おはよー男! 何かいいことあったのか?」


男「!? なんで?」


友「なんでってお前 月曜の朝からニヤニヤしながら登校するヤツ見て何もないと思う方がおかしいだろ」


男「そういう骨格なんだ」


友「どんな骨格だよw」


友「で、何があったんだ?俺にくらい話せよ 親友だろ?」


男「実は… 幼なじみに久しぶりに会ったんだ」


友「これはこれは」


友「だから喜んでいたと」


男「そんなんじゃないんだからっ///」


友「男がツンデレやってもイタイだけだぞ」


男「さすがに自分やっててわかったw」


友「だろうなw」




学校―――――

キーンコーンカーンコーン

先生「ほら早く席につけー」


男「まだHRの時間より5分も早いのにな」


友「今日に限って張り切りすぎだろ先生」


先生「ほらしゃべらない! 今日は皆さんに嬉しいお知らせがあります」


全員「ザワザワ」


先生「なんとこのクラスに新しい友達が加わりました 幼さーん入ってきてー」


幼「…モジモジ」


生徒A「ねぇ あの子めっちゃ可愛くねぇ?」


生徒B「ヤバいだろアレ! どっかのお嬢様か?」

ザワザワ


男 ガタン… 「お、幼…!? 」


幼「き、来ちゃった…」


男「え… 観光じゃ… なかったっけ…? 」


幼「…… びっくりさせたくて…さ…」


友「サプラーイズ(キリッ」


男「どこのマジシャンだw しかも古いw」
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