すれ違う2人
俺は
『そうだったんだ』
しか言えなかった


その後俺は、低い声で稀羅に聞いた

『無理には聞かないだがどうして自殺なんかしたんだ』


稀羅は、驚いていたけど喋ってくれた


『私は、怜のことが小さいころから好きだった』


『うん』


『私が怜のこと好きだったのは、実嘉は知っているの』


『うん』

俺は、出来るだけ優しい声で頷いた
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