俺の家族は異端ばかり!?
・・・
朱雀学園に着いた俺達は先生の支持に従い、測定室前に集まった。
既に咲久夜と彩は終わったようだ。あの残骸を見ればわかる…
「よし、じゃあまず美有ちゃんからね♪」
さくらさんがてきぱきと皆に指示を伝えて、準備をする。
「おう!!じゃあ行ってくる!!」
「行ってらっしゃい。頑張れよ!!」
美有は測定室に入り、開始を待っている。
「咲久夜、彩お疲れ様。どだった?」
「対して変わらなかったかな?」
少し疲れた様子で語る咲久夜。
「彩は?」
「…zzz」
「寝てるし!?」
「徹夜で開発してたらしいから相当眠いらしいよ。」
咲久夜が淡々と言う。
「結果は?」
「私と同じで変わらない。」
「そっか。ならよし!!咲久夜もお疲れ様。」
「ありがと…」
少し頬が赤くなり、うつむきながら感謝する咲久夜。
「それじゃーまずはパワー測定から♪」
「おっしゃぁあ!!!」
美有は雄叫びをあげながら、パンチングマシーンに全力の拳を当てる。