私のヒーロー。
だめだ、完全に寝ぼけてる。
私を優しく抱きしめる。
こんなにかっこいい人が彼氏なんて、未だに信じられない。
本当に本当に、愛おしい。
悠輔さんの鎖骨にキスをする。
すると悠輔さんが驚いたように目を開ける。
「ビビった。」
驚いた顔をするのが面白くて、今度は唇にキスをした。
「どうした、珍しいな。お前からキスしてくるなんて。」
「嫌ですか?」
「いや、逆。」
そう言ってキスを返してくる。