私のヒーロー。




「あ、チョコありがとうございます。





すいません、突然お邪魔しちゃって。」





「なに言ってるの。私達が早く紹介しに来てって急かしちゃって、迷惑じゃなかったかしらって言ってたところよ。」





「迷惑だなんて!





お会いできて本当に嬉しいです。」





それからいろんな話をした。





悠輔さんにはもう一人弟がいて、社会人で一人暮らしをしているとか。





悠輔さんの小さいころの話とか。





他愛もない話。





とても楽しかった。





「そろそろ帰るか。」





悠輔さんがそう言って立ちあがった。











< 130 / 135 >

この作品をシェア

pagetop