私のヒーロー。
「・・・お前な、もうちょっと他に働く場所あんだろ。」
「別に、関係ないじゃないですか。」
少し強く当たった。
渡邉さんの言葉は間違ってない。
間違ってないケド、なんでここで私が働いてるのか理由も知らないのに
否定されるのは何だか腹が立った。
「・・・確かに俺には関係ないな。わるい。」
そう言って渡邉さんが椅子から立ち上がった時。
♪♪♪♪♪~
私のロッカーから着信音が鳴った。
マナーモードにするの忘れてた。