私のヒーロー。
「あと、なんか欲しいもんあったら連絡してくれ。
そんな足じゃ出かけたくても出かけられねえだろ。」
今私は松葉杖をついている。
確かにこれじゃあどこか出かけるのも一苦労かもしれない。
「じゃあ、さっそくお願いしてもいいですか?」
「ああ。」
「近くのスーパーに行きたいです。
晩御飯の材料を買いたいので。」
「分かった。」
そう言って悠輔さんは松葉杖を持ってから私をお姫様だっこした。
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