未確認恋愛感情

「ちょっ、待って待って!!
お願いだからー、待ーってよー」


安室先輩が帰ろうとする自分の腕を掴んで引っ張ってくる



「うちの部はね、今廃部の危機なんだよー。
見ての通りまともに研究なんてしてないし、部員も少ないし、部費の浪費もハンパないしー

でも、君が入ってくれたら部員数も増えるし、君の機械技術を擁せばちゃんとSF研究できるだろうからー

おーねーがーいーー」



………廃部の危機なのか………


なんかだんだん可哀想になってきたな…

こんなに頼んできてるし、本当に本当に自分のこと、必要としてるのか、な……


「本当に廃部の危機なんですか?」

自分は安室先輩に聞いた
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