bluerose




「咲々ちゃん?は何年生?」


「三年」

みっ見えない…


ボクの反応にズイッと顔を近づけ

上目遣いで

「見えないとか言ったら…」

「いっ言わない!!」

ブンブン手を振るボク

なんで年下に負けてんだ?

「おっ俺も家一駅過ぎるんだ!」

「へー」

「いっ一緒に登校しない?」

「拒否する」

「あたし一人で帰る」

「え?」

「傘あるし。バイバイ護君」

そういうとテテテと走っていく女の子


「おい!!」



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