☆Baby Girl☆
シンタくんが沈黙を破った
「そっち行っていい?」
「え!?えっ…うん…」
観覧車が大きく揺れて
シンタくんがアタシの隣にきた
こ…この状況はまさに…
どうしよう、リップ…直してないよ
しばらく見つめあった
シンタくんがアタシの頬に触れた
アタシはビクッてなる
シンタくんの顔が近いよ
いい香りに気が遠くなる
シンタくんの向こうに、きれいな夜景が見えた…
その瞬間…
…クチビルが重なった…
初めてのキス
「………っ」
息ができないよ………