☆Baby Girl☆
ガタッ!
我慢の限界がきたアタシは、シンタくんがトイレに行った瞬間、
店を飛び出した
シンタくんに心配かけたくないから…
そしたらユウキくんが追っ掛けてきた
「レイコちゃんごめん!言い過ぎた」
「こないでよ!」
シンタくんは…エッチしたの…アタシが初めてじゃなかったことぐらい…
もちろん知ってたよ…
考えたくなかったのに
「…レイコちゃん聞いて」
ユウキくんが突然アタシの両肩を掴んで、マジメな顔をした
うっすら涙を浮かべたアタシを…
また吸い込まれそーな瞳で見る
「俺、絶対シンより先にレイコちゃんのこと好きだったから!」
………は?
…この人今なんて………?
「一目惚れしたんだ…
でもシンは…俺の大親友だから…
でも今日久しぶりに会って……
あの時、シンがレイコちゃんに告んの…後押ししちゃったコト、…本当に後悔した
でもやっぱ無理
俺本気だから!シンと別れてよ…」
「…………っ」
嘘でしょ?冗談きつい
言葉が出ないよ…
ユウキくんが…
アタシに顔を近付けてくる
や、やだ
でも、
力が入らない
そして、
…アタシは…
なぜかユウキくんに
……キスされてしまった
気持ちは拒んでるのに…
突き放せない