☆Baby Girl☆
「もうそろそろ閉店です」
「は〜いカラオケに行く人〜!てか全員か!」
「じゃぁとりあえずお金集めるからぁ〜男は一人五千円で女の子は二千円ね!」
なんて、
みんなが盛り上がってた
「シンタとユウキは?」
「あ、…俺は…いーわ…帰…る」
シンタくんかなりろれつ回ってないよ?
「お、俺……カラオケ…行く」
と、ユウキくんも同じ様子。
その瞬間、二人はケラケラ笑い出して
肩をたたき合った
あれ?仲直りしたの?
「れ、レイコちゃん、さっき、俺、酔ってて、ごめん、いたずらして」
「……いえ」
やっぱ、嘘だったのか
よかった
「マキ起きて〜〜次カラオケだってよ!」
「ん〜?!ユウキはぁ?」
「ユウキくんも行くよぉ」
「なら、マキも行くぅ〜」
っオイオイ…
今日ばっかりはリュウジに同情しちゃうよ
「二人ともありがとね〜」
シンタくんとアタシ以外はカラオケに、
みんなに感謝されながらシンタくんとアタシはタクシーに乗った。