☆Baby Girl☆


「もうそろそろ閉店です」

「は〜いカラオケに行く人〜!てか全員か!」


「じゃぁとりあえずお金集めるからぁ〜男は一人五千円で女の子は二千円ね!」


なんて、


みんなが盛り上がってた



「シンタとユウキは?」



「あ、…俺は…いーわ…帰…る」

シンタくんかなりろれつ回ってないよ?


「お、俺……カラオケ…行く」

と、ユウキくんも同じ様子。



その瞬間、二人はケラケラ笑い出して

肩をたたき合った




あれ?仲直りしたの?


「れ、レイコちゃん、さっき、俺、酔ってて、ごめん、いたずらして」


「……いえ」




やっぱ、嘘だったのか



よかった




「マキ起きて〜〜次カラオケだってよ!」



「ん〜?!ユウキはぁ?」


「ユウキくんも行くよぉ」


「なら、マキも行くぅ〜」


っオイオイ…

今日ばっかりはリュウジに同情しちゃうよ



「二人ともありがとね〜」


シンタくんとアタシ以外はカラオケに、

みんなに感謝されながらシンタくんとアタシはタクシーに乗った。



< 77 / 181 >

この作品をシェア

pagetop