【短篇】幼なじみ
そうでもしなければ、きっと抑えられないもの、があったから。
「…私だって初めてだもんっ。」
蒼がつんっとして言う。
「よ~し、勉強再開だぁ~。」
俺はまたおどけた。
シャーペンを再び持つと蒼は、ガッツポーズをしてまた「わからない」を連発した。
ねぇ。 蒼。
すっごく好きなんだよ。
すぐに触れたくなる君だから。
また、泣かせるようなことになるかもしれないけど。
笑って俺を受け入れて欲しいんだ。
お願いだよ??
「~~っ!!こんなもの、わかるかぁ~!!」
蒼が暴走するから、俺は蒼の耳元に唇を寄せて囁いた。
「愛してるよ。」
「~~~~っ!!」
蒼は俯いて俺を無言で叩いた。
俺は笑みがこぼれる。
やっぱり可愛い…。
Fin.
「…私だって初めてだもんっ。」
蒼がつんっとして言う。
「よ~し、勉強再開だぁ~。」
俺はまたおどけた。
シャーペンを再び持つと蒼は、ガッツポーズをしてまた「わからない」を連発した。
ねぇ。 蒼。
すっごく好きなんだよ。
すぐに触れたくなる君だから。
また、泣かせるようなことになるかもしれないけど。
笑って俺を受け入れて欲しいんだ。
お願いだよ??
「~~っ!!こんなもの、わかるかぁ~!!」
蒼が暴走するから、俺は蒼の耳元に唇を寄せて囁いた。
「愛してるよ。」
「~~~~っ!!」
蒼は俯いて俺を無言で叩いた。
俺は笑みがこぼれる。
やっぱり可愛い…。
Fin.