華〜ハナ〜Ⅲ【完結】



それから少し、世間話をした。


嘉は老人に気を遣いつつも仲よさ気だった。


そのとき。




「お、主催者のお出ましじゃな。」


主催者?


このパーティーの、主催者よね?




「……あれは、」


嘉が眉をひそめたのを見て私もそちらに視線を向けた。




…――。






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