"朱雀"【唯一無二の光】
■真実
朱雀Side
「今日も麻理亜来なかった…」
倉庫にあるソファーに座って呟く隆斗。
麻理亜は、5人と屋上で会ったあの日から学校に来てない。
担任は体調不良だと言っていたが、隆斗は違うとわかっていた
そして、自分をせめていた。
「電話にもでないで何やってんだよ」
いつもは元気な隆斗の小さな声を聞きながら、他の4人も麻理亜のことを考えていた。
そして、それから1週間がたった日、麻理亜の闇を知ることになる。