"朱雀"【唯一無二の光】
第二章



本当はね…?

心のどこかで願ってた。

『誰か助けて』って…

心のどこかで信じてた。

『誰かが助けてくれる』って…

"悲劇のヒロイン"には絶対に

"王子様"が必要なのかもしれない。

だから

私の王子様"達"は

ちゃんと駆け付けてくれたんだ。
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