"朱雀"【唯一無二の光】

■光哉の過去




―1年前―

「こうやー」

そう言って俺に抱きついてきたのは、俺が初めて愛した人。

矢口魅音。

俺より一つ下の中学三年生。

俺と魅音の出会いはこの日からちょうど五ヶ月前のクリスマスの夜だった。












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