"朱雀"【唯一無二の光】



「…お前だよ」

私は義父を睨んだ。

無駄な抵抗だってわかってる。

「ッチ…生意気なガキが」

ここは地獄

いくら泣き叫んでも、誰も助けにこない。

こいつが飽きるまで待つしかないんだ。



殴られ続けて何分がたったのだろう。

やっと義父が飽きて、仕事にいく支度をしに部屋にもどった。

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