先生の言うことがきけないの?
ドンッッッ
「?????」
一瞬、何が起こったかわからなかった。
「ばかっ…」
数メートル先には、顔を赤くした都筑。
あぁ、俺突き飛ばされたのか。
やりすぎだったかな…。
「じゃぁねっ。先生、また明日」
笑顔で手を振り、自分で鍵を開けたドアからでていくあいつ。
さっきみたいに、いーって歯を見せて笑って。
なんだよ…
こっちまでドキドキするじゃん。
俺…
実は振り回されてる?!