先生の言うことがきけないの?
「はっ!!」
社会資料室に入ってすぐ、閉めたばかりのドアに背中をくっつける。
「何してんの?」
「…鍵閉められないように」
「なに、期待してんの?」
「しっしてないけどっ!!///」
「してんじゃん」
してないってば。
…ちょっとしたけど。
またあんなことされたら、心臓何個あっても足りないよ。
「ふーん…またしてほしいなら、してやっても「いいから!!!」
皆まで言うな!!
思い出すだけで…顔がニヤける。
これは防げない!!
「きょ、今日は?何すればいいの?」
「あーえっと…メアドとケータイの番号。教えなさい」
「なんで?」
「なんでって…知りたいから」
生徒と先生が交換していいのかな?
わかんないけど、弱み握られてるし。
「う・・・ん。はい」
とりあえず教えた。