So Alive
着替え終わったのか試着室のカーテンをシャッと開けるとそこには白いワンピースを着た若菜がいた

制服かジーンズしか見ていないのでやたら新鮮に感じた

「どお?」

「いいんじゃない?」
「じゃあこれにしようよっと!」

笑いながらまたカーテンを閉めた

洋服のお会計を済ませまた町中を歩くと私が若菜に

「腹減らねぇ?」

「うーん…どこかで食べようか!」

「おう」

そういうと近くのマックに立ち寄った

注文をしてテーブルに座ると若菜はそわそわとせわしなかった

「どしたの?」

「ん?早く着たいなぁと思ってさ」

「あのさぁ前から聞こうと思ってたんだけどなんでいつもジーンズというかパンツなの?スカートってはかないよね?だって俺制服しか見た事ないし」


「だって動きやすいしジーンズっ高いの一本買っちゃえば他いらないし。だってユキちゃんがはいているジーンズだって結構したでしょ?」

「ん…まぁね」

若菜は洋服に対してはどちらかといえば男の様な感覚だった
女の子らしいしぐさもするがどちらかといえば男友達のような感じの子だ

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