So Alive

『ガコン』

私の出てきた棒を係りの人に渡すと紙を渡された

内容は『吉』だった

「俺普通だったな…」
私がそう言うと益山が
「じゃん、俺中吉！」
「いいなぁ…」

みんな『吉』か『中吉』だった

それを木に結ぶと寒い道のりをまたメンキンの家へと引き返して行く

途中またたこ焼きを買い食いしながら帰って行った

「今何時？」

勝谷が言うと正也が

「えっとねぇ…二時半だな」

『えっ…』

みんなびっくりしたような顔で言った

「マジで？！ずいぶんいたなぁ。明日みんなはバイト休みなの？」
健児が言うと

「明後日からならあるよ。今日はオール大丈夫だよ」

私はそう言う

「じゃあトコトンまで付き合ってもらうぞ」
メンキンが言っていた

寒さの為あまり会話をしないで歩いていた

メンキンの家に着くと兄やその友達はいなくなっていた

テーブルなども片付けられておりどうやら帰ったようだ


「兄貴達いないからこっちで飲もうや。ストーブあるしな」

メンキンがそう言うと飲んでいた飲み物やお菓子を移動していた

私はストーブに火をつけていた