So Alive

しばらくみんなビールをガブガブ飲んでいると酔っ払ってきたのか部屋の中で暴れ出した
私はシラフの状態でその様子を見ていた

メンキンもまた自宅という事もありあまり飲み過ぎずにいた

すると益山は正也に

「正也、ダイブだ！ダイブ！」

「いいねぇ！どこでやる？」

「窓からダイブにきまっとろうが！」

益山はメンキンの部屋の窓を開け飛び出した
「うおーっ！」

益山が飛ぶと正也と健児が一緒に飛び出した
「うおーっ！」

メンキンの窓を開けると裏は林だった

「大丈夫か？」

私が声をかけると

「いてててっ…」

三人とも土まみれ、落ち葉まみれで倒れていた

「結構楽しいぞ！痛いけど…お前も来いよ」
益山は私に言っていた
「いや、汚れそうだからいいよ」

「つれないなぁ…」

そう言うと益山達は窓から部屋に戻ってきた

それを見たメンキンは怒り出した

「待った待った！お前ら泥落としてから入れよ！」

「えー」

「えー、じゃない！部屋汚れるだろ！」

「わかったよ。そんなに怒るなよ…」

外でパンパンとはたく音がしていたが混じってビチャビチャと音がした