So Alive
既に明け方近くになっていた

私は自宅に帰るとみんなに伝えた

「じゃあそろそろおひらきしますか?」

メンキンがそう言うと部屋をみんなで掃除して帰り支度をし始めた
「益山はこのままウチに泊めるよ」

メンキンがそう言うと私は

「そうだな…たぶん何も覚えちゃいないと思うけど…まぁいいや、それじゃおやすみ!」
「おう、気をつけて帰れよ」

「ああ」

そう言うとメンキンは玄関まで出てみんなを見送っていた

勝谷と帰りが同じ方向なので一緒に帰った

「みんな飲んだとはいえ益山は酷かったな」
「まぁ人の事言えねぇけどあれは見ててキツいよ…」

「ユキは彼女とうまくいってんの?」

「うーん、大半が子供扱いかな…でもまぁうまくいってるんじゃないかな…」

「そうか…そういえばいくつ上だっけ?」

「二つ上だよ」

「じゃあ今年卒業なんだ?」

「そうだね」

「ちゃんとつなぎ止めとけよ!」

「なんで?」

「大学とか行ったら今以上に男がいるぞ。だからだよ」

「なるほどね。まぁ頑張るよ」

「頑張れよ!」

朝日が夕方の様な光を出していた

初日の出を全身に浴びながらの帰宅だった

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