So Alive

Next Round

夢の様な出来事から約三ヵ月後私はとある事情で学校を転校していた

その理由とは『落第』であった

あまり頭の良い方ではなかった私の成績はひどいものであった

元来興味のある事しかしない性格があだとなり結果落第、退学になってしまった

全教科中社会以外最低ラインの成績だった

社会の点数だけは上から数えた方が早いものの他の教科は下から数えた方が早いというものだった

若菜の卒業と同時に私もある意味卒業となってしまった

あまり未練もなく学校を去った


学校をやめて働こうとしたが親がせめて高校はというのでまた学校に行く事にもした

転校した高校は世に言う『おちこぼれ』がいくような場所だった

私はあまり自分の事を高評化していない人間なのでさらりと入学した

楽しそうな場所だといいが…

私にとってはそこだけが不安だった

笑える状況であれば生きて行ける

どんな人が来てどんな事が起こるのだろう

不安もあったが楽しみでもあった

前の学校は制服であったがどうやら私服のようであった

どうなる事やら