So Alive
初登校の日私は担任の先生に教室に案内された

歩いている生徒を見ると金髪だったりミニスカートを履き茶髪だったりどこか根暗でアニメの本を読んでいる生徒がたくさんいた

教室に入り先生から紹介されると好きな席に座った

隣りに座っているツイスト頭の小麦色の青年が

「よろしくな!」

と元気のいい挨拶をされた

「あ、よろしく…」

人見知りをする私にとっては有り難い声だった

午前中の授業が終わりお昼休みになるとその青年は私をお昼に誘ってくれた

「せっかくだからメシ食いに行こうぜ!」

そう言うと彼の他に常にキャップをかぶり坊主頭の青年、金髪で坊主でボンテージパンツをはいた青年も一緒だった

お店に向かう途中ツイスト頭の彼が

「自己紹介まだだったな!俺は緒方でキャップかぶってる奴が和義、金髪が洋太っていうんだ」

『よろしくな!』

二人に挨拶されると私も

「よろしく!」

と挨拶をした

「お前の事なんて呼べばいいかな?普段なんて呼ばれてる?」

「うーん、誉志幸でいいよ」

「OK!誉志幸な!これからよろしく!」

「うん、こっちこそよろしく!」

私なりに前の高校と違い何か同じにおいがするような奴等で私は前向きに生きれるなぁと思った

< 79 / 130 >

この作品をシェア

pagetop