ケ ー タ イ 恋 愛 _
「金星…宵の明星。」
「俺文系だから理科苦手。」
「ウチは完全なる理系なんだよね。
社会は公民しかできない。」
「公民は中3分野だよ!?」
「あぁ…、ウチの学校、
高等部がないからウチ受験なの。
小学部のときから覚悟してた。」
キラキラしてた金星が、だんだんなくなっていった。
「早く暗くならないかなぁ。」
「寒くないか?」
「ちょっとだけ。」
学ランを脚にかけてくれた。
けど寒そうな姿になっちゃった。
「ウチのマフラー、つけてよ。」
「女の子は体冷やしちゃダメでしょ!!!」
「毎日プール入ってるから。」
「なら余計冷やしちゃダメ!!!」
ウチは無理矢理マフラーをけいたくんにかけた。
「いいにおい…///」
おもいっきし睨みました`∩´/ワラ