ケ ー タ イ 恋 愛 _




「ニットの帽子と、ペアリングと、…キス。」


だからおでこに柔らかいカンジしたんだ!
で、指には冷たい感触。

けいたくんは照れながら、自分の右手を出した。


「俺もほら。」

「ありがとう!
すっごいうれしい…」

「じゃあ今日は遊園地いこっか!」

「そーだね。」



来年の今頃はきっと、
こんなことできないかもね。

小学生のときからわかってたけど、
やっぱり嫌なものは嫌だ。

私立単願でいくつもりなんだけどね。



「ウチ絶対お化け屋敷入んないからッッ!」

「え?何で?」

「あのおもしろみがイマイチわかんないからさ。」

「じゃあ今日はわからせてあげる。」


やめて−−−−−−−−−−!!!!!!!!!!!!!!

強がっただけ。
ただ怖いだけだから((゚Д゚ll))





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