桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


崩したくないんだ。
 


俺の理由に、完全には納得出来なかったようだけど、桐さんは少しおいてから大きく肯いた。



「そうか。――じゃあ、たまに私と遊ぼうよ。ここで」



「うん」
 


……遊びくらいなら、自分に許せるかな。




日が傾いている。



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