桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
「……わかりました。彼方のすきなもの作ります……」
「怒られてる自覚があるなら、まあいい。自分に正直なのはお前のいいとこだけど、恋理泣かすのはやめろ」
「……気を付ける」
「そうしろ。お前を泣かすのはしたくないからな、俺も」
「……俺、結構彼方のおかげで泣かされてんだけど……」
さすがに生まれたときからの付き合いだからね。
まーだから、お返しじゃないけど、俺らの所為でも泣かせているんだろうね。