桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】


頬をぶっ叩いて気合を入れる。



今は部活に集中。



考えるのはその後だ。



私が気を散らしていたら、それはチームメイトに波及する。



誰に避けられようと、私がやることは、私にしか出来ないことだ。




―‐それは私にしか出来ないと言い切れるくらいになりたいから、まずはそう思い込む。
 


……本当は自信なんて全くなくたって。



思い込め、自分。


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