桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
「残念ながら俺も足掻いてる途中なんだ。お説教出来るレベルじゃねえ。
……恋理とひむ以上に大事なモンが出来ない。……でも、それじゃ駄目なことはわかってる。一番の席は一つしかない」
「……彼方さん、氷室くんに恋情あるんですか?」
「ぶっ飛ばすぞてめえ」
「すみません」
「俺が探してるのはな、どうすれば恋理が一番だって言えるかってことだな」
「今は言えないんですか?」