桐華ー天然ボケ男が学園の王子様(女子)に恋しちゃったら【完】
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「………」
「だから悪かったって。そんな睨むなよ」
「………」
「ひむー」
「……彼方、ばか」
「……はい、ばかでいいです。ごめんなさい」
彼方が頭を下げて謝ったので、背にかばっていた桐さんから離れる。
約束した場所に行けば、なんとまたもや桐さんと彼方が言い争っていて……仕舞いには桐さんがその場で膝を抱えてしまった。
なので俺は彼方を怒っている。こら。